温泉の種類
温泉の種類には下記のものがあります。
単純泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・二酸化炭素泉・含鉄泉・硫黄泉・酸性泉・含よう素泉・放射能泉
山形県に多く見られるのは6種類
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単純泉
含有成分の総量が1000mg/kgに達していなく、成分が薄いというよりは「身体に優しい温泉」。子供から大人まで人を選びません。
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塩化物泉
入浴で皮膚に付着した塩分が、汗の蒸発を防ぐ塩成分のパック「あったまりの湯」。塩の殺菌効果は傷にも良いです。
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硫酸塩泉
外傷や動脈硬化にも良いとされますが、カルシウム分や、ナトリウム分など組み合わせでも違いがあります。「傷の湯」。肌の蘇生効果のある「若返りの湯」。
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炭酸水素塩泉
昔のいい方だと「重曹泉」。皮膚の表面を柔らかくし、皮膚の脂肪や分泌物を乳化し洗い流す「クレンジングの湯」。
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硫黄泉
抹消毛細血管や脳動脈の拡張作用があり動脈硬化症や心臓疾患にも応用されます。「メタボの湯」。
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酸性泉
殺菌力が高いので水虫やあせもなどにも良いです。「天然のヒーリング効果」。酸性度合いが高いと刺激も強くなるのでお肌の弱い人は入浴後洗い流すなど注意が必要です。
温泉のph値も注目
数値が違うと肌への効果も違うんです。
温泉分析書の『pH値』と書いてある数値でチェックできます。
アルカリ性の温泉
せっけんのようなクレンジング作用があり、肌の汚れや古い角質を 落としてスベスベになります。
酸性の温泉
殺菌作用があり、適度の刺激によって肌の活性化をサポートします。
中性~弱酸性の温泉
肌のpHに近いので刺激が少なく、お肌に優しい温泉です。