場所東根市本丸東3-1
東根8代城主 里見薩摩守さとみさつまのかみ景佐かげより公の御廟所。
景佐公は、元和6年(1620)12月24日に亡くなり、翌年嗣子里見親宜ちかのぶ公により、供養塔である五輪の墓が建立された。五輪塔には「劫外院殿雪山寒公大居士」の戒名が刻まれている。その後、元禄5年に覆堂のお霊屋が再建され今に至っている。天井には、龍が天空を滑空する様子が墨でリアルに描かれている。
里見さとみ景佐かげより公
天正12年(1584)に城主になり、最上氏に臣従し、東根城や城下町、商業地の整備など東根の礎を築いた。今でも城下町東根のところどころに当時の痕跡が残る。
最上家の改易により、9代目以降は徳島の蜂須賀家へ配流。現在は21代目里見氏が徳島に健在。