(令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)
新型コロナウィルス感染症の影響による観光産業の疲弊、地域経済の低迷が続く中で、従来の観光物産の振興に繋がる事業展開が、未だ難しい状況での一年となり、「果樹王国ひがしねさくらんぼフェスティバル」、「た~んとほおバルフェスタ in ひがしね」などの本市への誘客に繋がる観光イベントは開催中止や内容を制限しての開催となりました。
しかしながら、ウェブサイトを活用した、「新しい生活様式に沿ったくだもの狩り」、「ひがしねの観光果樹PR動画」、「ひがしねの物産PR動画」など、ウィズコロナを意識した事業を継続実施することで本市の魅力発信に努めて参りました。
また、「果樹王国ひがしねF.F.C事業」では県内外に販売促進を図り、旬のフルーツの消費拡大に努めるとともに、観光復興に向けた支援事業として、東根温泉協同組合との連携を図り「地元に泊まろう!あと宿キャンペーンⅣ」を実施し、市内宿泊施設への誘客拡大を図りました。
本市観光体験メニューの主力でもある「フルーツ狩り体験」においては、「さくらんぼ観光果樹園」の入れ込み状況は前年対比で116%の増、コロナによる自粛前との対比でも28%の減、と大分明るい兆しも見えたところです。
東根市ふるさと納税返礼品の取扱い事業においては、新たに本市のふるさと納税に係る一部業務を担うシフトプラス株式会社山形営業所と連携を図り「果樹王国ひがしねふるさと納税委員会」での返礼品の新規提案や特産品の販売促進、消費拡大に努めました。
東根市さくらんぼタント館の管理運営については、指定管理者として施設利用者の安全確保、公平なサービスの向上、ウィズコロナに対応した適正な環境整備及び施設の管理運営に努めるとともに、関係機関と連携を図り駐車場の放置車両に対する対応に取り組んで参りました。
東の杜においては共同事業体の構成団体との連携を図り、施設の管理運営を行うとともに「和の文化」の醸成と交流事業の促進に努めて参りました。引き続き、令和4年度から5ヶ年の指定管理者として運営しております。